研究テーマ
1.デンタルインプラントの開発 
デンタルインプラントの開発

2.顎骨壊死(MRONJ)の原因究明と治療方法の開発 
顎骨壊死(MRONJ)の原因究明と治療方法の開発

3.CAD/CAMレジンブロックと接着したレジンセメントの摩耗 
CAD/CAMレジンブロックと接着したレジンセメントの摩耗

4.歯科材料の表面性状・改質 

活性酸素種(ROS:Reactive Oxygen Species)は、ミトコンドリアが酸素を用いたエネルギー産生を行う際に発生する反応性の高い副産物であり、過激な酸化活性による遺伝子・細胞膜脂質・タンパク等への酸化障害により、癌や動脈硬化、老化等の危険因子の1つとされている。また、創傷治癒の全過程にROSは関与しており、過剰なROSにさらされることは酸化ストレスとなり、治癒の遅延を招くという報告もある。
細胞内ではSuperoxide Dismutase(SOD)やCatalase(CAT)、Glutathione Peroxidase (GPx)の働きによりH2OとO2に還元される。
これまでにSiイオンの添加によって、骨芽細胞における骨形成関連遺伝子発現が増強すること、H2O2によるダメージからの回復を促進することを報告した。また、siRNAを用いてSOD1遺伝子をノックダウンした骨芽細胞において、骨形成関連遺伝子発現とコラーゲンの架橋の低下を確認した。(Adv Healthc Mater. 2016; 5: 2199-2213. J Biomed Mater Res. 2016; 104: 2604-2615. )
ROSを制御する機能を付与することで、骨形成および創傷治癒を促進させる生体材料の作製および表面改質を検討している。
細胞内ではSuperoxide Dismutase(SOD)やCatalase(CAT)、Glutathione Peroxidase (GPx)の働きによりH2OとO2に還元される。
これまでにSiイオンの添加によって、骨芽細胞における骨形成関連遺伝子発現が増強すること、H2O2によるダメージからの回復を促進することを報告した。また、siRNAを用いてSOD1遺伝子をノックダウンした骨芽細胞において、骨形成関連遺伝子発現とコラーゲンの架橋の低下を確認した。(Adv Healthc Mater. 2016; 5: 2199-2213. J Biomed Mater Res. 2016; 104: 2604-2615. )
ROSを制御する機能を付与することで、骨形成および創傷治癒を促進させる生体材料の作製および表面改質を検討している。
5.インプラント周囲の骨質解明と向上を目指した研究 
インプラント周囲の骨質解明と向上を目指した研究

6.臨床研究 
特定臨床研究を含み,多岐にわたる臨床研究を展開している
研究テーマ
【特定臨床研究】
- テフロンテープによるインプラント上部構造のアクセスホール封鎖性向上に関する研究
(継続中:https://rctportal.niph.go.jp/detail/jr?trial_id=jRCTs072210057) - インプラント周囲炎に対する機械的清掃への光殺菌治療の上乗せ効果の検討
(継続中:https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs072200118) - ナノ銀イオンコーティングのインプラント上部構造プラーク付着防止効果に関する介入研究
(済:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32575552/)
【臨床研究】
- 口腔機能低下症に関する臨床研究(継続中)
- 離島におけるコホート研究(継続中)
- 口腔インプラント治療が歯の欠損を有する高齢者の食品接種状況に与える影響の検討(継続中)
- デンタルエックス線画像を用いた歯槽骨密度検査の信頼性、妥当性の検討(継続中)
- 口腔管理センターにて周術期口腔機能管理を行った患者の口腔印プラン治療の現状調査(継続中)
澤瀬 隆 教授 尾立 哲郎 准教授 吉田 圭一 講師 右藤 友督 助教 張 暁旭 助教 山本 英幸 助教 小堤 涼平 助教 金子 遥 助教 長野 敏樹 助教 津田 芙未香 医員 土肥 聡一郎 医員 山之内 裕也 医員 |
7.デジタル測定機器による解析 
デジタル測定機器による解析
デジタルスキャナー機器を使用した各種歯科治療用装置の適合状態検査や,製作方法の違いによる誤差を検証しています。
